夫の転勤で専業主婦に。最初は嫌だったけど今は前向きになれている話。

夫の転勤で専業主婦になった話

こんにちは。

転勤で新しい土地に引っ越してから2年目を迎えたNicoです。

私は今から1年前、夫の転勤に伴い、大好きな仕事を辞めました。

夫の転勤話が浮上したのはちょうど娘の保育園が決まり、私も復帰に向けて準備をしていた頃。

育休中も「早く仕事したい!」そんなことばかり考えていた私にとってまさに青天の霹靂!!

Nico

夫は同じ会社に10年以上勤め、今までに転勤がなかったから、転勤族ということを忘れていたよ。

なかなかのネガティブな状態で夫についていくことを決断し、生活をしていた私。

ちょうどこの前1年が経ち、夫と共に振り返りをしたのですが、夫婦そろって「いやぁ、こっちにいいこともあったよねぇ」と何度も口から出てきました。

ということで、今日は私が専業主婦になって、そして見知らぬ土地にきて、良かったなぁと思えることをお伝えしていきます。

  • 家族の転勤についていこうか悩んでいる
  • 専業主婦になってみたけど、モヤモヤしている
  • 環境が変わることがとにかく不安だ

という方はぜひ軽い気持ちで読んでみてください^ ^

こんなにも違った!環境の変化。

まずは1年前と今の環境の違いを!!

Before

  • 20年近く東京在住
  • ワーママとして週5働く(正社員、時短勤務を利用)
  • 娘は認可保育園へ
  • 義実家は電車で1時間程度、週1回は来る(手作りお惣菜付きで^ ^)
  • 実家は車で2時間半程度、月1回は来る

After

  • 縁もゆかりもない大阪在住
  • 専業主婦しつつ、在宅ワークをちょっぴり
  • 娘とは基本的にずっと一緒の生活
  • 義実家は年に1回来れるかな?
  • 実家も年に1回来れるかな?

というわけで、夫の転勤によって私にとっての2大変化は

  • ワーママ→専業主婦へ
  • 東京→大阪へ

ということでした。

最初はどうだったのか?正直にお伝えしますね。

それはそれは大変でした

知らない土地に住むのもそれなりに大変でしたが、私にとっては仕事を辞めて、専業主婦の生活を受け入れるにも時間がかかりました。

このブログでも何度か書きましたが、私は仕事大好き人間で、子どもが生まれてからも時間が許される限りバリバリ働きたいタイプ。

そんな人間がまさかの専業主婦に!

大阪に引っ越してからの最初の数ヶ月間は、主人に向かって「東京に帰りたい!」「仕事をしたい!」とボロボロ泣きながら伝える日々が続きました。

言わなかったけど心の中では

Nico

なぜ転勤があるこの人と結婚したんだと思っちゃったよね。ごめんよ、夫。

そんな私ですが専業主婦&見知らぬ土地での子育てを1年経験した今。

振り返ると良かったなぁと思えるようになってきました。

専業主婦になって良かったと思えること

転勤 専業主婦 自分と向き合う

娘と一緒に楽しむことを知った

ワーママ時代は娘を保育園に預けていたので、一緒にいられるのはごくごく限られた時間。

娘とゆっくりする時間はほとんどなく、一緒にいられる朝も夕方からの時間も自分が決めたタイムスケジュール通りに動くことに必死でした。

一緒にいられる時間=ただただ時間に追われて忙しいという感じ。

専業主婦になってからは娘との時間がたくさん取れるようになったので、娘に何かをしてあげるというよりは、一緒に楽しもうという感情が芽生えました。

今までそういう感情がなかったということがどうかと思いますが(苦笑)

2歳になった今はクッキーを焼いたり、私が欲しかったレゴを買い、組み立ててみたり、音楽をかけて踊ったり(どんなだ?笑)、とにかく「一緒に」ということを楽しんでいます。

自分と向き合うことが多くなった

会社員ではなくなった将来への不安などからこの1年間、めちゃくちゃ自分自身と向き合ってきました。

大阪に来たばかりの頃は「東京に帰りたい」「前の同僚たちと仕事がしたい」とそんなことばかりを考えていました。

ですが、「単身赴任でもいい」と言ってくれた夫に対して、「いや、家族は一緒にいるべきだよ」とついていく決断をしたのは自分。

決断した時の自分を思い出した私の思考は過去を考えるよりも、今や将来を考えるようになってきました。

「将来自分は何をしたいんだろう?」「私にとって幸せってどういう状態なんだろう?」

ノートを一冊取り出し、過去の経験やその時の感情、自分の強み、やりたいことなど、いろいろ書き出しました。

これをすることにより、「娘を含めた自分の人生を生きたい!子育ても自分の人生も楽しみたい!」という自分の軸ができ、具体的な目標も。

あとは目標に向かって、今やるべきことはたくさんあるので、もう過去を考えている時間なんてありません。

自分自身と向き合うことにより、こうなりたい!という明確な目標ができ、模索しながらもあれこれチャレンジしている今を楽しめています。

Nico

なんかかっこいいこと言っている風だな(笑)

ヒトの気持ちがよりわかるようになった

ワーママの時は専業主婦の方の大変さはある程度理解していたものの、やっぱり実際になってみると想像していない大変さもありました。

「専業主婦だから〇〇しなくてはいけない/してはいけない」ということが多いような気がして・・・

「専業主婦だから家事をきちんとしなくてはいけない」

「専業主婦だから子育ては夫にあまり頼ってはいけない」

専業主婦の今は「いやいや、専業主婦は大変ですよ!」と声を大にして言いたい。

でもこれも経験したからこそ感じること。

ワーママも専業主婦も経験することで両方の気持ちがわかるようになり、周りの方とも寄り添いやすくなったと思います。

転勤をして良かったと思えること

転勤 家族 絆

夫婦間の信頼が強くなった

義親も実親も友達も近くにいないことで必然的に夫を頼らなくてはいけない機会が多くなりました。

子育てを例にとってみると、ちょっと一人で出かけたい時に私はいつも義親を頼ることに。

義親も孫に会えることを楽しみにしていたので、いつでもウェルカムな感じでしたし、夫も娘を一人で見る気がさらさらありませんでした。

Nico

夫に頼ってもどうせすぐ義親を呼ぶから、最初から義親を頼ろうーっと。

今思うと、夫に頼る機会が減るにつれ、産後は信頼感が薄れてしまったように感じます。

夫にイライラしてることも多かったですし、忙しかったので落ち着いて話す時間もあまりありませんでした。

大阪にきてから、日中に大人と話す機会も少なくなってしまったので、夫が帰ってきてから私が一人でペラペラと話すように(笑)

くだらないゴシップから、子育てや自分の仕事、将来のことまで。

そんなちょっとした時間の積み重ねで夫への信頼がよみがえってきました。

夫も夫で仕事から帰ってきてからたくさん話してくれるようになったのも変化!

Nico

夫婦でもちゃんと話すことって大切だなぁとしみじみ。

新しいつながりができた

類は友を呼ぶで東京にいる頃は自分と同じワーママが周りに多く、同じような価値観を持っていたので共通点も多かったんです。

ですが、大阪にきてからお付き合いする人は長年専業主婦をしてきたママ友が多く、私にとっては新鮮な世界!

自分とは違う価値観を持った人たちと出会うのは、すごく面白いし、勉強になります。

新しいつながりは地域のママ友のみならず、オンライン上でもありました。

私はこのブログを立ち上げるにあたり、よっぴ式というブログ講座に申し込んだのですが、そこには20名弱の同期が!

実際に会ったこともないし、年代や環境もさまざま。

それでも、仕事や子育ての合間を縫って、講座を受け、自分と真剣に向き合いながら、ブログで発信をし続けるという心地よいハードな環境の中での同期間の絆は強い!

もちろん講座を開催しているよっぴさんへの信頼も厚い!

Nico

講座終了後もみんなとつながり続けたいし、いつかオフ会でリアルにお会いしたいなぁ!

東京でワーママをし続けていたら、ブログを始めようとも思わなかったし、大阪に来てリアル友達が少ないからこそ、ここでのつながりを大切にしたいと思っています。

おわりに

転勤 専業主婦 子育て

私は大阪に行く&専業主婦になると決断をした時にこんなことを手帳に書いていました。

単身赴任でもいいと言ってくれた夫についていくと決めたのは私。
この決断をしてよかった!と家族と私が思えるような日々にしていきたい。

自分がした決断に対して後悔はしたくないから、楽しみたい!という思いが強いことによって、新しい環境の中で前向きに生活できている気がします。

もちろん辛いことや苦しいこともありますけどね。

でも結局は自分次第という部分が大きいんじゃないかなと。

ここでの生活はもう少し続きそうなので、「この決断をして本当に良かった!」ともっと思えるように今置かれている環境を楽しみます!

最後は私の決意表明みたいになってしまいましたが、環境の変化において不安を抱いているママさんの気持ちが少しでも軽くなっていただければ、とっても嬉しいです。

Nico

ちなみに「東京から大阪での生活ってどうなの?」とよく聞かれてますが、私は大阪のおばちゃんたちに溶け込めています(笑)違いを楽しむというスタンスで生活してみるとおもしろいですよ~