Nico
私は留学経験者なのですが、最近
ママ友
Nico
ママ友
という質問をママ友たちから何回か受けたことがあります。
ぶっちゃけ英語力をつけたいだけなら、留学をする必要はなく、英会話力もTOEICなどの試験での高得点も可能。
「じゃあ、なぜ子どもにも留学をしてほしいのか?」
留学をして私が本当に良かったと思うこと、子どもにどんな留学をしていきたいか、お伝えしていきますね。
目次
私のこれまでの留学経験
高校生の時の留学経験
- ニュージーランドへ1週間:語学&ホームステイ
- カナダへ2週間:語学&ホームステイ
大学卒業後の留学経験
- 最初の半年:語学学校&ホームステイ
- 次の半年:語学学校&シェア&スタバでバイト
- 残りの1年:大学院&寮
ちなみにイギリスは1年間で修士を取得することができます。
留学して本当に良かったと思うこと
多様な価値観に触れ、寛容になった
長期で留学したのはイギリスですが、語学学校にも大学院にもアジア・ヨーロッパ、世界各国からの留学生がたくさんいました。
なので世界各国に友達ができ、多様な文化・価値観に触れましたね。
留学先で最初にびっくりしたことは、ホストマザー(イギリス人)が70歳くらいのおばあちゃんだったのですが、初日に彼氏を紹介されたこと(笑)
ホストマザーの彼氏は毎日一緒に夕飯を食べ、おしゃべりをし、夜に帰っていく、、、それはそれは仲の良いカップルで^ ^
事前情報は一人暮らしだったのでびっくりしました!!!
Nico
他にも大学院には60歳くらいのクラスメートがいたり、家族を連れて留学しているママがいたり、身近にLGBTのカップルがいたり、、、
特にヨーロッパの方々は個を尊重しているので、私も日本にいた時より多様性に寛容になった気がします。
Nico
勉強と遊び、それぞれ全力投球する楽しさを知った
海外の大学・大学院は単位を取得するためにとにかく勉強をしなくてはいけません。
勉強が大変というのは留学生にとってのみならず、ネイティブにとっても同様。
ネイティブでも大変なので、留学生にとってはもっと大変。
平日はクラス、図書館、寮、、、この3つの場所の往復のみ。
Nico
でも、平日に勉強した分、休日は勉強のことは一切忘れて思いっきり遊ぶんですよ。
クラブやパブに行ったり、近隣のヨーロッパの国に行ったり、パーティしたり。
特に寮のキッチンでパーティ(飲み会)をする人が多く、キッチンにミラーボールを持ち込んでいることもありました(笑)
食べて飲んで、お互いの恋愛や夢を夜通し語る、、、そして月曜日からまた勉強漬けの日々。
Nico
改めて日本(人)の良さにも気づけた
留学する前は「イギリスが大好きになり、そのまま就職、もしくは国際結婚したりして?」なーんていう話を母とよくしていました(笑)
2年間イギリスに住んでみて、イギリスも好きですが、私の場合はそれ以上に日本が好きだということに気づくことに。
- 日本人は時間に正確
- 日本人はマナーが良い
- 安くておいしいご飯がたくさんある
- サービスが全般的に良い(特にコンビニが便利)
など日本にいた時は当たり前に思っていたことが、海外だと当たり前でないことがたくさん。
特に私は時間きっちりに動きたい人間なので「友達が待ち合わせ時間に来ない」「電車やバスが時間通りに来ない」ことに最初はイライラしていました。
しかも時間通りに来ないという連絡がないなんて・・・と(笑)
Nico
問題解決能力が身についた
「留学生活で一番きつかった時期は?」と聞かれて、正直選ぶのに困るくらいきつい時期はたくさんありました(笑)
でも「辛い状況を乗り越えられたという経験」として選ぶのであれば、スタバでの出来事です。
私は留学して半年経ったあたりから、スタバでバイトを始めました。
ただその頃の私の英語力ったら同僚たちに比べてかなり低い。
同僚ともお客様ともスムーズにコミュニケーションが取れず、同僚からは
- 話しかけても無視される
- 他の人がミスした責任を押し付けられる
そんな日々でした。
Nico
でも泣いていたって何も解決しないんですよね。
なので、同僚からの信頼を得れるように
- みんなが嫌がる掃除を積極的に引き受ける
- 誰よりもスピーディに正確にドリンクを作って提供する
ことを徹底。←根性だけはあります(笑)
1ヶ月くらいするとだんだんと同僚たちから話しかけてくれるようになり、パブで飲みに行けるような仲になりました。
Nico
人の優しさに触れ、自分の行動も変わった
留学先では頼る人がいない、一人でいろいろやっていかなくてはいけない、留学ってそんなイメージですよね。
実際に一人で何とかしなくちゃいけない場面に遭遇することや孤独を感じることもたくさん。
でも一つ言いたいのは「助けてくれる人はいる」ということ。
例えば・・・
- 旅行中、道がわからず街中で地図を広げていた
→地元の人たちが声をかけてくれ、場所まで連れて行ってくれた - 大学院のオープンキャンパスの時、説明された英語がわからなかった
→現地の学生が声をかけてくれ、ゆっくりした英語&書いて説明をしてくれた
小さなことかもしれないけど、当時はすごく困っていたので人の優しさがしみました。
日本にいると「チカラになりたい」と思っていても、声をかけていいかわからない時ってありますよね。
私は声をかけても「いや、大丈夫です(不要です)」と断られることを想定してなかなか言えないタイプ。
でも自分が助けられた経験を通して、留学中も帰国後もとりあえず「何かチカラになりたい」と思った時には声をかけるようになりました。
Nico
子どもの留学プランを勝手に考えてみた
もし子どもが海外や留学に興味を持ったら?という仮定の下、勝手に留学プランを練ってみました(笑)
この留学プランは完全に私の主観であり、ただ単に「こういう留学がいいなぁ」という妄想です。
幼児~小学生の時
いきなり「幼児~小学生の時」と書かれていてびっくりされましたよね?
私もこの時期の留学は全く考えていなかったのですが、、、
先日、5歳くらいのお子さんとセブ島へ1週間の親子留学をした方のインスタを見て、私も行ってみたいと思うように。
ちなみに私が見たインスタの方はMeRISE(ミライズ)の親子留学プログラムに参加されてました。
親子分離でそれぞれレベルに合ったクラスをマンツーマンで受けられるようです。
私も資料を取り寄せたり、無料カウンセリングを受けてみたいなぁと考え中。
Nico
中学生~高校生の時
中学生か高校生の頃には1~2週間の短期語学留学+ホームステイを体験してほしいですね。
実は私、留学カウンセラーとして2年半働いたこともあるのですが、その時によく「寮とホームステイ、どちらがおすすめですか?」という質問を何度となく受けてきました。
快適なのはおそらく寮。
ただ他の国の文化を知るためにはホームステイの方が個人的にはおすすめ。
Nico
大学生の時
娘が日本の大学に進学する、そして長期の留学をしたいのであれば・・・大学在学中に1年間の留学をしてほしいなぁと。
私自身は日本の大学を卒業してから海外の大学院に進学したのですが、特に就活が大変でした。
日本の会社で新卒で働きたいとなると、修士論文を書きながらどこかのタイミングで一時帰国をし、就活する必要があります。
イギリスの場合、9月入学・8月卒業だったため、帰国してからだと新卒採用はほぼ終わっている状態。
私は1ヶ月間だけ一時帰国をし、運よく内定を頂きましたが、正直もっと他の会社を見たいという思いがありました。
海外の大学を卒業した方向けの就職フェアも各国で開催されているのですが、出展企業が限られているし、競争率がものすごく高い。
ということで日本の会社への就職を考えるのであれば、在学中の留学の方がいいなと思っている次第です。
Nico
おわりに:子どもが留学を希望するなら背中を押したい
留学して本当に良かったことと、理想の留学プランを紹介してきました。
娘がいつか自分の意志で「留学したい!」と言ってきたら、私は心から応援したいです。
なぜならば、私が留学したいと両親に打ち明けた時、反対することなく背中を押してくれたから。
留学中も何度となく、泣きながら電話をしましたが、いつも母は「いつでも帰ってくる場所はあるからね」と言ってくれました。
母の言葉により「いつでも帰れる場所があるなら、もう少し頑張ろう」と何とか最後までやりきることが出来たんですよね。
留学をしてから、両親にもより一層感謝するようになりました^ ^
Nico