2~3歳頃になると日常生活で見かける時計やカレンダー、エレベーターの表示、値札など数字に興味を持ち始めますよね。
私は子どもに”楽しく”何かを教える、伝えることが苦手なため、娘が数字に興味を持ち始めた時に活用したのが数に関する絵本!
最初は数の概念がなく、ただ単に「いち、にー、さん・・・」と言うだけでしたが、いつの間にか数えられるようになりました。
3歳になった娘は今、まさに数えるのがとっても楽しい時期のようでいろんなものをよく数えています(笑)
今日は娘が特に気に入っている数に関する絵本を6冊紹介!
紹介する順番は導入時期が早い順番なので、参考になると嬉しいです。
かわいいてんとうむし
登場する数は1~10
赤や黄色、オレンジの立体的なてんとうむしが10匹くっついていて、とってもかわいい絵本。
最初は10匹いたてんとうむしが1匹ずつ消えてしまい、ページをめくるごとにてんとうむしが減っていきます。
ページごとにてんとうむしが何匹残っているか、立体的なてんとうむしを触りながら数えるのが楽しい!
数が数えられなくてもてんとうむしを触ったり、穴に手を突っ込んでみたり、1歳児でも楽しめる1冊。
- てんとうむしが立体的になっている
- てんとうむし以外に登場する生き物たちがカラフルでかわいい
ノンタンぶらんこのせて
登場する数は1~10
ノンタンがぶらんこにのっているところに、お友達のうさぎさんやくまさん、たぬきさんにぶたさんが「ぶらんこのせて!」とやってきます。
ノンタンは「だめだめ」と言い続けますが、10まで数えたら貸してくれることに。
みんなで1~10まで数えるシーンがあるので、一緒にかぞえ歌を歌いながら10まで覚えることができますよ。
実際に公園でぶらんこに乗っていて、交代しなくてはいけない場面でもこの数え歌が大活躍!
Nico
娘
とスムーズに交代してくれることも多いので、お友達との関わりが増えてくる月齢にもおすすめ!
- 1~10までの数え歌があり、覚えやすい
- 実際の場面でも数え歌が大活躍
ねこのピート4つのボタン
登場する数は0~4
いつもポジティブで陽気なねこのピート!
ピートのお気に入りのシャツにくっついている4つのボタンが1つずつ飛んで行ってしまう話。
ピートの洋服にボタンがいくつ残っているか思わず数えたくなっちゃいます。
登場する数は4までですが、ボタンが1つ飛ぶごとに「4-1=3」というような引き算の数式が出てきますよ。
Nico
- 楽譜付きなので、歌って読める絵本
- ピートの人生観が素敵で親も読んでいて楽しい
100かいだてのいえ
登場する数は1~100
物語はトチくんという男の子が手紙をもらうところからスタート。
100かいだてのいえのてっぺんに住んでいる差出人を目指して出発します。
100かいだてのいえの絵本は横ではなく、縦にひらくタイプ。見開き1ページごとに10階ずつ進んでいきます。
10階ごとに違う生き物たちが住んでいて、部屋の様子も様々。
お部屋の中で料理をしたり、赤ちゃんをあやしたり、盆栽をしたり、、、じっくりと部屋の中を見るのも楽しい!
ちなみに100かいだてのいえはシリーズものになっており、うみの100かいだてのいえ、そらの100かいだてのいえ
、ちか100かいだてのいえ
があります。
\ もりの100かいだてが近々発売されるそう/
- 絵を見る、指でなぞりながら階段をのぼる、数を数えるなど様々なパターンで読める
- 100までの数字が自然と身に着く

かずの絵本
登場する数は1~10(ただそれ以上の数も少し出てきます)
普段の生活で触れるような乗り物や動物、食べ物などの数え方が学べる絵本。
単に数を数えるだけでなく、数える時の単位まで書かれています。
「きかんしゃがいちりょう」「ぶたがさんびき」「りんごのきがろっぽん」など。
3歳の娘は単位がわからないので、ちょっと難しい。
けど「これはなんて数えるの?」と聞いてくるので単位を教えるいい機会になっています。
Nico
ちなみにストーリーもちゃんとあって、五味太郎さんならではの面白い仕上がりになっていますよ。
- 数だけでなく単位も含めて覚えられる
- ストーリーもおもしろい
おうさまがかえってくる100びょうまえ!
3人の家来たちは王様が出かけている間に王様の部屋を散らかし放題。
ところが突然王様がお城に帰ってくることに!
3人の家来たちは大慌てで片づけを始めます。
片づけが始まってからは家来たちの絵と100までの数字のみ。
文章がない絵本ってどうなのかな?と思いきや、娘は家来たちの動きや表情を見て「今、これを片付けてるね~」と言ったり、数字を見つけて読んだりして、とても楽しそう。
Nico
ちなみにこの絵本の一番最初のページには王様のいつもの部屋、最後には家来たちが片付けた後の部屋が描かれていて、間違い探しもできます。
数字を読む、表情を楽しむ、間違い探しをする、など何通りでも楽しめる1冊!
- 家来たちの表情がとても豊かでおもしろい
- 間違い探しを楽しむことができる
数の絵本で親子で一緒に楽しい時間を!
2~4歳向けの数字に関する絵本を紹介してきました。
今回紹介した絵本は数を数えるだけでなく、ストーリーが面白かったり、イラストが色鮮やかでついつい見入ってしまったり、大人も読んでいて楽しい絵本ばかり!
読み聞かせをするときは、どうせなら大人も一緒に楽しみたいですよね!!
個人的には「100かいだてのいえ」と「おうさまがかえってくる100びょうまえ!」がおもしろかったので、気になる方はぜひ見てみて下さいね。